SMSが送れない
スマートフォンから「SMS(ショートメール)が送信できない」について解説します。EXLINK-SMSの詳細
1.電波状況に問題ないか
SMSは電話の信号線を経由してデータを送りますので、電波状態が良好でないと受信できません。携帯画面の一番上にあるステータスバーの通信状態を示すアンテナ(棒や黒丸)が表示されていない場合や、その本数(黒丸数)が少ない場合は、電波状態が悪い場所ですので、アンテナがハッキリ立つ場所に移動する必要があります。
機内モードにしている場合も電波を遮断している状態ですので、SMSの送受信は行えません。この場合は機内モードを解除する必要があります。同じようにトンネルや地下室の中も、電波が遮断されている場所が多いので受信できないことが多々あります。
2.送信先の電話番号は間違っていないか
SMSは携帯電話番号を唯一の宛先としていますので、先ずは入力した電話番号が正しいか(有効に使われているか)を確認する必要があります。
3.送信文字数は適正か
SMSで送れる文字数は一般的には全角70文字以内となっています。同一キャリア間での送信の場合、端末によっては長文の送信も可能ですが、異なるキャリアへSMSを送信する場合は70文字という制限があります。
4.受信拒否設定がされていないか
送信が終了したのに相手先に届かない場合は、送信先の端末でSMSの受信拒否設定を行っている可能性があります。SMSの受信拒否設定は携帯電話かパソコンを経由して、マイドコモやマイソフトバンクで行います。これはキャリア側で受信を止める方法です。キャリアによって止め方が異なりますので、詳細はキャリアのホームページで確認してください。
キャリア側でSMSを拒否する方法のほかにAndroidのアプリで拒否する方法もあります。アプリによって異なりますが、「設定 → 受信フィルター」で指定する電話番号からの受信を拒否、アドレス帳に登録されていない番号からを拒否、といった設定が可能です。この場合、端末側で捨てられているので、キャリア側では送信完了というステータスになります。
携帯の操作が得意でない方やお年寄りに、携帯販売ショップのスタッフが「知人以外からのメール(SMSを含む)は止めておきますね…」と、いらぬお節介をして予期せぬトラブルを招いてしまったという笑えない話もあります。ある意味、過剰サービスが招く不幸と言えるでしょう
5.1日あたりの送信可能数を超過していないか
キャリア側は、迷惑メールの対策として携帯端末発信では1日に同一端末から送信できるSMSの通数を200通未満(199通以内)に制限しています。一般的な利用の場合ほとんどありえないと思いますが、200通以上のSMS送信はできないようになっています。
SMSは、携帯電話番号だけでメッセージを送ることができる極めて便利な通信手段です。しかし、ビジネスでSMSを送る場合にスマホから1件ずつ送っていては、いろいろな面で不都合が出てきます。例えば、
- 文字入力が面倒
- 誰にどんな文面を送信したか複数の社員間で共有できない
- その携帯端末にしか送信履歴が残らない
- 送信した端末を紛失するリスク
EXLINK-SMSを使えば、SMSをPCやシステムから個別・一斉に送信することができ、送信履歴も蓄積されますのでビジネス上の管理も容易になります。また1日の送信制限もありません。