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コンカチSMSとは

ドコモ同士やソフトバンク同士のSMS送受信では、使用機種によっては70文字以上のSMS送信が可能です。長文を送信した場合は、送信時に分割され受信端末側で1つのメッセージになります。異なるキャリア間では70文字に制限されています

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コンカチSMS

SMSの1メッセージの長さは、140オクテット(1オクテットは8ビットのこと)と決められている。 この上限に文字を収めるのは不便なことから、長い文字列を送受信できるようにしたものがコンカチSMSである。

コンカチ(コンカチネーション)という名前の通り、メッセージを複数連結することによって長文をサポートする。

ユーザが画面に向かって文章を作成するときには、1つの文章として見えるものの、それを携帯が自動的に分割してSMSCへメッセージを送信する。 SMSC経由で送られたメッセージは受信側の携帯で連結して1つのメッセージとして画面に表示する。 これがコンカチSMSの仕組み。

コンカチSMSの仕組み

但し、携帯やスマホにおいて、コンカチSMSを受信できるものの、送信できないという端末が多いので、注意が必要。 また、日本国内で提供されている事業者間SMS相互接続では、コンカチSMSは対応していない。 (お互い送信しないという取り決めをしている。)

さて、コンカチSMSがどのように動作するかについて説明をしたい。

長文を分割する場合、考えなければいけないのは、分割メッセージの順序性である。 ゆえに、メッセージ本文(TP-UDフィールド)にヘッダを挿入し、コンカチメッセージである旨の宣言や、分割されたメッセージの総数、何番目のメッセージかという情報を送信する。

3GPPでは、最大255分割まで可能。 では、文字数はどうなるかというと、各SMSのメッセージ本文にヘッダを挿入する必要があるため、その分を差し引く必要がある。

例えば、アルファベットだけの文章の場合は7文字分がヘッダとして使われるため、153文字×255で39,015文字が最長となる。 UCS2によるメッセージ送信の場合は、3文字分がヘッダとして使われるので、67×255で17,085文字が最長となる。

分割メッセージの順序性

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