SMS送信の仕組み(1)

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SMS送信の仕組み(1)‐災害に強い回線交換‐

SMSで使用されているのは、回線交換ネットワーク

携帯電話でインターネットやEmailは、いわゆるパケットネットワーク上での通信なのに対し、電話やSMS(ショートメッセージサービス、ショートメール、short message service)は、回線交換ネットワーク上での通信となります。
(参考:SMSの利用料金)

SMSは災害に強いシグナリングチャネルを使用

回線交換方式の仕組みをさらに細分化しますと、音声を通す音声回線とそれを制御する信号線から構成されています。これは携帯電話と無線基地局の間の無線区間における仕組みでも同様で、音声を運ぶトラフィックチャネルと制御するシグナリングチャネルから構成されています。
SMSは、回線交換ネットワーク上で提供されるサービスではありますが、実際に音声を流すことはなく、テキストメッセージを信号線及びシグナリングチャネルで運ぶことによりサービスが実現されています。
トラフィックチャネルよりもデータ量が軽い信号線(シグナリングチャネル)のみでサービスが提供されいることから、一般的に電話よりも災害に強いと言われています。EXLINK-SMSは全国の医師会や地方自治体でも緊急時の連絡手段として利用されています。
(参考:EXLINK-SMS PC送信モデルの活用事例(一斉送信))

緊急連絡時におけるSMS送信サービス利用のメリット

緊急時における情報共有において、SMS送信サービスを用いるメリットは大きく二点あります。 一点目は、インターネット接続環境があれば、どこからでも送信可能ということです。 急を要す状況下において携帯電話同士で一件ずつ送信するような状況とは異なり、はるかに迅速かつ正確に送信を完了することができます。 二点目は、送達確認ができることです。 送達状況が判断できることはすなわち安否の確認ができることを意味し、たとえ返信が得られなかったとしても、その時点で携帯電話にSMSが届く環境があった(携帯電話の電波が届く環境があった)ということを意味します。 (参考:EXLINK-SMS PC送信モデルの活用方法)

災害時におけるSMS

大規模な災害発生時には、被災地域への連絡が集中することにより、パケットネットワークや回線交換ネットワークにおいても通信規制がかかりやすくなり、電話による連絡がとりにくくなります。その点SMSは、回線交換方式におけるシグナリングチャネルを使用しているおり、音声を運ぶトラフィックチャネルを使用する際のデータ量の十分の一以下でデータ送信を完了することのできるサービスです。そのため、通信回線に負担をかけずに連絡を取るための有効な手段と言えます。
しかしながら2011年3月11日に発生した東日本大震災においては、SMSは有効活用されませんでした。その大きな要因は、SMSを緊急時に活用する土台が整っていなかったことに起因します。当時は通信キャリアごとにSMSサービスを展開していました。つまり、現在のように異なるキャリア間においてSMSを送ることができず、SMSの使用には受信者のキャリアが送信者と同一かどうかの確認が必要でした。そのため、安否確認のために一斉送信を送るような手段もなく、緊急時の連絡手段としての有用性の認知も低かったため、その潜在的な利便性を十分に機能させることができませんでした。そんな中、2011年7月13日、SMS相互接続サービスが開始され、現在のように異なるキャリア間でもSMSの送受信ができるようになりました。また、2014年3月4日には探したい人の名前をgoogleが指定した番号に送ると登録された情報を確認できる「パーソンファインダー」(https://google.org/personfinder/japan提供元:グーグル株式会社)という安否情報サービスが開始されています。緊急時においてSMSを活用する土台が整いつつあると言えます。

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