楽天モバイルが2020年4月8日から正式サービスを開始致しました。オプションサービスの一つに楽天Linkがあります。
※詳細は、楽天モバイルのホームページ等で確認頂けます。
弊社の楽天Linkが提供するメッセージサービスについての感想(2020年4月15日:現在)を書いてみたいと思います。楽天Linkは、スーパーコミュニケーションアプリRCSとして紹介されていますので、メッセージサービスもSMSとは異なるものになります。
利用規約によりますと、メッセージサービスは以下のように定義されています。SMSには無い写真など添付が可能です。
メッセージ:
本サービスにおいてパケット通信により送受信することができる、文字、写真、動画、音声、位置情報を示す地図データ、その他当社が別途指定する内容の総称をいいます。
RCSベースのメリットとしては、楽天モバイルのエリア外(KDDIのローミングもエリア外)でもWifiがあれば利用可能です。試して見ましたが、機内モードをON、WifiをONにした状態でもメッセージ機能を利用することができました。SMSの場合は機内モードをON(携帯ネットワークからデタッチした状態)ではWifiのON/OFFに関わらず送受信することができません。
また利用規約にはサービスの内容として、以下の機能が書いてあります。
メッセージ送受信機能(本アプリ間・SMS 間)
楽天Linkアプリ間だけでなく、SMSとして楽天Linkアプリがインストールされていない端末ともメッセージを送受信できます。つまり、楽天モバイルのネットワークにてRCSからSMSへの変換が行われているものと思います。試してみたところ、アプリ上のメッセージ入力画面で宛先が楽天Link加入者だと写真などの添付が可能ですが、楽天Linkをインストールしていないと文字のみ入力可能でした。文字長は、制約なさそうです。楽天Linkがなくてもコンカチ機能で長いメッセージも1メッセージとして受信できました。
日本の携帯事業者間の接続にも対応しています。+メッセージ(プラスメッセージ)との接続には対応していないようです。+メッセージと接続できれば、写真などの添付も可能になると思いますが、日本人だとEmailを使うほうが馴染みありますし、大きな需要があるかは未知?ですね。
パッとみて、SMSを包含したメッセージサービスで、しかもWifi環境でも使えることを考えると良さそうに思えますが、実際の電波カバーエリア等を考えると微妙な感じがします。既存3キャリアとの差を感じます。