中国でのSMS
中国は人口も多いがSMSの件数も多い。中国工業情報化省によると、2012年の1年間で8,973億通ものSMSが送られている。そのうち、旧正月期間中に230億通(2010年)ものSMSが送られている。日本とは桁違いの数字ではあるが、1人当たりの送信件数は減少傾向にある。
これは、中国に限ったことではなく、C2Cに限定すれば、世界的に見てもLINEのようなOTT(Over the Top)によるメッセージサービスを使う人が増えたことが理由である。事実、2013年末のOTTによるメッセージトラフィックは、SMSの2倍になったという報告もある。
ただ、携帯利用者数が増加していることから、SMSの総数はまだ増えていることも事実である。また、日本国内でのB2B2CのSMS利用は顕著な増加傾向にある。